火門(読み)かもん

精選版 日本国語大辞典 「火門」の意味・読み・例文・類語

か‐もん クヮ‥【火門】

〘名〙
南方にある門。
三代実録‐元慶八年(884)正月四日「占云、正月有雷、春穀不平、雷起火門、夏旱蝗」
銃砲の火を付ける口。火口(ひぐち)
航米日録(1860)二「此砲ケカユールに非ず。其形カラヒエン(馬上銃)に似たり。玉薬火門より入る」

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デジタル大辞泉 「火門」の意味・読み・例文・類語

か‐もん〔クワ‐〕【火門】

銃砲の点火する口。火口ひぐち

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