灯火の(読み)トモシビノ

デジタル大辞泉 「灯火の」の意味・読み・例文・類語

ともしび‐の【灯火の】

[枕]ともしび明るいの意で、地名明石」にかかる。
「―明石の沖のとも舟の」〈夫木・二三〉

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精選版 日本国語大辞典 「灯火の」の意味・読み・例文・類語

ともしび‐の【灯火の】

  1. 灯火が明るいの意で、地名「明石(あかし)」にかかる。
    1. [初出の実例]「留火之(ともしびの)明石(あかし)大門(おほと)に入らむ日やこぎ別れなむ家のあたり見ず」(出典万葉集(8C後)三・二五四)

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