灰汁が抜ける(読み)あくがぬける

精選版 日本国語大辞典 「灰汁が抜ける」の意味・読み・例文・類語

あく【灰汁】 が 抜(ぬ)ける

人の性質が洗練されていやみがなくなる。さっぱりとしている。
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)四「女房おりさも加茂川の水に灰汁(アク)のぬけた粋の果」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「灰汁が抜ける」の意味・読み・例文・類語

灰汁あく・ける

人の性質・趣味容姿などに嫌みやあくどさがなくなる。さっぱりして洗練されたものになる。あかぬけがする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android