灰汁桶(読み)アクオケ

デジタル大辞泉 「灰汁桶」の意味・読み・例文・類語

あく‐おけ〔‐をけ〕【灰×桶】

洗濯や染め物に使う灰汁を取る桶。灰と水を入れ、桶の下の口から灰汁が落ちる仕掛けになったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「灰汁桶」の意味・読み・例文・類語

あく‐おけ‥をけ【灰汁桶】

  1. 〘 名詞 〙 水を満たした中に灰を投じ、底の栓(せん)口から灰汁がしたたるように仕掛けた桶。
    1. [初出の実例]「灰汁桶の雫(しづく)やみけりきりぎりす〈凡兆〉 あぶらかすりて宵寝する秋〈芭蕉〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む