炉の名残(読み)ろのなごり

精選版 日本国語大辞典 「炉の名残」の意味・読み・例文・類語

ろ【炉】 の 名残(なごり)

  1. 炉塞(ろふさぎ)の前に催す茶の会。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「風炉の名残と云は、八月、九月なり。〈炉の名残と云はあり、風炉の名残と云事は、先はなし〉」(出典:随筆・槐記‐享保一二年(1727)八月二一日(茶道古典全集所収))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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