炉の名残(読み)ろのなごり

精選版 日本国語大辞典 「炉の名残」の意味・読み・例文・類語

ろ【炉】 の 名残(なごり)

  1. 炉塞(ろふさぎ)の前に催す茶の会。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「風炉の名残と云は、八月、九月なり。〈炉の名残と云はあり、風炉の名残と云事は、先はなし〉」(出典:随筆・槐記‐享保一二年(1727)八月二一日(茶道古典全集所収))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android