共同通信ニュース用語解説 「炭素の価格付け制度」の解説
炭素の価格付け制度
二酸化炭素(C〓(Oの横に小文字の2))の排出量に応じて課税する炭素税や排出量取引のように、産業活動などから出るC〓(Oの横に小文字の2)に価格を付け、排出時に適切な費用を払う制度のこと。地球温暖化による被害の原因物質であるにもかかわらず、ただでC〓(Oの横に小文字の2)を排出できるような仕組みが温暖化を悪化させているとの考えに基づく。税収を再生可能エネルギー開発支援などの温暖化対策や発展途上国支援の財源とすることができるのも利点の一つとされ、気候変動枠組み条約第21回締約国会議でもフランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相らが制度の世界的な普及を呼び掛けた。(共同)
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