最新 地学事典 「炭酸凝集同位体温度計」の解説
たんさんぎょうしゅうどういたいおんどけい
炭酸凝集同位体温度計
carbonate clumped isotope thermometry
炭酸塩鉱物とリン酸の反応で生じる二酸化炭素の中で,質量数47の成分(主に13C18O16O)の存在度異常(D47)を測定し,炭酸塩鉱物生成時の温度を復元する方法。形成時の水の同位体組成には影響されない点で,他の温度復元方法(酸素同位体比,Mg/Ca比など)より優れている。また熱によって変質するので,変成温度の評価に用いられることもある。
執筆者:狩野 彰宏
参照項目:凝集同位体
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

