為尽(読み)ためずく

精選版 日本国語大辞典 「為尽」の意味・読み・例文・類語

ため‐ずく‥づく【為尽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もっぱらその身のためになることをすること。自身利益を専一にすること。
    1. [初出の実例]「何事もためずく、ながうほそうあそばしゃれぬかと申せば」(出典:浮世草子・三島暦(1691)一)
  3. その人のためにつくしているように見せかけること。おためずく。
    1. [初出の実例]「肝煎の嚊が為づくいふて」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む