コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

三島暦 ミシマゴヨミ

世界大百科事典 第2版の解説

みしまごよみ【三島暦】

現在の静岡県三島市河合家から頒行されていた暦。河合家は古く8世紀の終りごろ山城国より三島に下ってきており,その子孫が代々暦を頒行した。暦頒行がいつからであるかは不明であるが,地方暦としての歴史はもっとも古いと考えられ,ことに摺(すり)暦としては最古であることは,京都において三島暦ということばが,印刷された暦の代名詞に使われていたことにより知られる。貞享改暦以後は伊豆1国で,後に伊豆,相模の2国でのみ販売を許された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

みしまごよみ【三島暦】

三島大社の下社家である河合家から毎年発行された細字書きの仮名の暦。室町時代に始まり、江戸時代には幕府の許可を得て伊豆・相模の二国に限り頒布された。明治維新まで続いた。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の三島暦の言及

【暦】より

…しかし日本最古の版暦は1317年(文保1)の具注暦である。15世紀から16世紀にかけての京都や奈良の文書には三島暦という名が版暦の代名詞として使われているところから,三島暦は摺暦(すりごよみ)としては先駆的なものと思われている。また大田南畝(なんぽ)は友人から借りたものを書写したとして1310年(延慶3),12年の具注暦を示し,元は版暦なりと注している。…

※「三島暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

三島暦の関連キーワード三島(陶芸)鶏竜山窯室町時代明治維新三島大社具注暦暦売り為尽く三島手社家仮名暦手

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android