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為替市場介入 かわせしじょうかいにゅう intervention in foreign exchange market

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知恵蔵2015の解説

為替市場介入

通貨当局(多くの場合中央銀行)が為替市場に何らかの影響を与えようと、自ら市場で外国通貨の売買を行うこと。主要通貨については外為市場全体の取引規模が大きいため、中央銀行の取引自体は市場の為替需給にほとんど影響を与えないが、介入によって当局の為替水準に対する見方を明確にし、市場の予想形成を通し相場に影響を与え得る(アナウンスメント効果)。日本では、政府の外貨資産を管理する外国為替資金特別会計による円売り・外貨買い、あるいは外貨売り・円買いという形態で行われる。一国のみが行う介入を単独介入、関係国が協力して行うものを協調介入と呼ぶ。他国通貨当局に依頼をして行う介入を委託介入と呼ぶ。なお、介入は自国通貨の流動性に影響を与えるが、中央銀行による流動性の調整によってこの影響を極小化する場合、これを不胎化介入と呼ぶ。外国通貨買い(=自国通貨売り)の介入を行うと自国通貨の流動性が増大するが、短期国債の発行によりこれを吸収すれば不胎化介入となり、吸収しない場合は非不胎化介入となる。

(絹川直良 国際通貨研究所経済調査部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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