精選版 日本国語大辞典 「為物」の意味・読み・例文・類語
し‐もの【為物】
- 〘 名詞 〙
- ① 何かの役に立つもの。
- [初出の実例]「『上へきっとたちのびた枝がある』〈略〉『あれが能いし物が有る』『何に成りまする』」(出典:虎寛本狂言・萩大名(室町末‐近世初))
- ② 行なう事。行なうに価するもの。仕事。
- [初出の実例]「こたつ火は独法師のし物かな」(出典:俳諧・犬筑波集(1532頃)冬)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...