精選版 日本国語大辞典 「為物」の意味・読み・例文・類語
し‐もの【為物】
- 〘 名詞 〙
- ① 何かの役に立つもの。
- [初出の実例]「『上へきっとたちのびた枝がある』〈略〉『あれが能いし物が有る』『何に成りまする』」(出典:虎寛本狂言・萩大名(室町末‐近世初))
- ② 行なう事。行なうに価するもの。仕事。
- [初出の実例]「こたつ火は独法師のし物かな」(出典:俳諧・犬筑波集(1532頃)冬)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...