為縺れる(読み)しもつれる

精選版 日本国語大辞典 「為縺れる」の意味・読み・例文・類語

し‐もつ・れる【為縺】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 事が円滑にいかなくなる。左前になる。
    1. [初出の実例]「世にはすこしの金をもうけてのちは、〈略〉いぜんの事をはやくわするる商人おほし、それゆへ程なく手まへ仕縺て、分限に成がたし」(出典:浮世草子・子孫大黒柱(1709)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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