烏を鵜に使う(読み)カラスヲウニツカウ

デジタル大辞泉 「烏を鵜に使う」の意味・読み・例文・類語

からす使つか

無能な人を、能力を必要とする地位に据えることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「烏を鵜に使う」の意味・読み・例文・類語

からす【烏】 を 鵜(う)に使(つか)

  1. 能力のない者を、才能を必要とする重要な地位に置くことのたとえ。
    1. [初出の実例]「何事にも、さながらからすをうにつかはるることにて侍めれば」(出典:愚管抄(1220)七)

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