烏帽子桜(読み)えぼしざくら

精選版 日本国語大辞典 「烏帽子桜」の意味・読み・例文・類語

えぼし‐ざくら【烏帽子桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 桜の一品種。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
  3. ( 元服して烏帽子をかぶりはじめることを桜にたとえて風流にいったもの ) 元服すること。また、その人。
    1. [初出の実例]「世変はり時来り、折知る烏帽子桜(エボシザクラ)の、花咲かん頃を待ち給へ」(出典謡曲烏帽子折(1480頃))

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