烏焉馬(読み)うえんば

精選版 日本国語大辞典 「烏焉馬」の意味・読み・例文・類語

う‐えん‐ば【烏焉馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「烏」「焉」「馬」の三字は、字形が似ていて書き誤りやすいところから ) 文字の誤りをいう。写し誤り。焉馬烏焉烏焉魚魯(うえんぎょろ)
    1. [初出の実例]「八决之法三体之統。得其精者少也。所謂烏焉馬」(出典異制庭訓往来(14C中))
  3. 転じて、紛らわしいものをいう。
    1. [初出の実例]「烏焉馬の違ひ傾城妾芸者」(出典:雑俳・柳多留‐一六七(1838‐40))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む