烏焉(読み)ウエン

デジタル大辞泉 「烏焉」の意味・読み・例文・類語

う‐えん【××焉】

《「烏」「焉」は、字形が似ていて誤りやすいところから》文字の誤り。写し誤り。魯魚焉馬ろぎょえんば
[補説]「馬」を加えて「烏焉馬うえんば」ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「烏焉」の意味・読み・例文・類語

う‐えん【烏焉】

  1. 〘 名詞 〙うえんば(烏焉馬)
    1. [初出の実例]「写本烏焉不弁、以異本之」(出典:土井本周易抄(1477)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む