焙烙の一倍(読み)ホウロクノイチバイ

デジタル大辞泉 「焙烙の一倍」の意味・読み・例文・類語

焙烙ほうろく一倍いちばい

《「一倍」は二倍の意》焙烙は割れやすいので、初めからそれを計算に入れて売価を倍にすること。掛け値をして売ること。

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「焙烙の一倍」の意味・読み・例文・類語

ほうろく【焙烙】 の 一倍(いちばい)

  1. ( 「一倍」は二倍の意 ) 焙烙はこわれやすいので、初めからそれを計算に入れて値をかけて売ること。掛値をして売ること。
    1. [初出の実例]「各別高ひものながら是土鍋(ホウロク)の一盃(ハイ)とて何のやうなし」(出典浮世草子世間胸算用(1692)二)

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