無常気(読み)ムジョウキ

デジタル大辞泉 「無常気」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐き〔ムジヤウ‐〕【無常気】

世の中をはかなく思う心。無常心むじょうごころ
「ただ―でをかしうないと」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「無常気」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐ぎムジャウ‥【無常気】

  1. 〘 名詞 〙 無常を感ずる心。この世をはかなく思う気持。沈んだ気分無常心
    1. [初出の実例]「ただ無常(ムジャウ)気でおかしうない」(出典浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android