無常話し(読み)むじょうばなし

精選版 日本国語大辞典 「無常話し」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐ばなしムジャウ‥【無常話・無常咄】

  1. 〘 名詞 〙 世の無常を感じさせるような、しんみりとした話。仏教信仰に関する話。
    1. [初出の実例]「無常(ムジャウ)咄し内証事万人(よろつ)さまの気をとる事ぞかし」(出典浮世草子好色一代男(1682)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む