無影(読み)むよう

精選版 日本国語大辞典 「無影」の意味・読み・例文・類語

む‐よう‥ヤウ【無影】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「よう」は「影」の呉音 ) 影のないこと。光のないこと。また、光のうすいこと。
    1. [初出の実例]「肩上の笠には、無影の月を傾け」(出典:大観本謡曲・葛城(1433頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android