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葛城 カズラキ

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デジタル大辞泉の解説

かずらき〔かづらき〕【葛城】

かつらぎ

かずらき【葛城】[謡曲]

謡曲。三番目四番目物世阿弥作。大和の葛城(かずらき)山で、岩橋を架けなかったために不動明王の索(なわ)に縛られて苦しんでいる葛城の神の説話を扱う。

かつらぎ【葛城】

奈良県西部の市。西部山間部での林業のほか、トマト・きゅうりなど野菜類や、菊・チューリップなど花卉(かき)栽培が盛ん。平成16年(2004)新庄町、當麻(たいま)町が合併して成立。人口3.6万(2010)。
《古くは「かづらき」》奈良県中西部、葛城山東麓一帯の呼称。現在の葛城市と御所(ごせ)市を中心とする地域。
かずらき
[補説]書名別項。→かつらぎ

かつらぎ[書名]

日本の俳誌。昭和4年(1929)、阿波野青畝が奈良で創刊。同人に森田峠、加藤三七子など。

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デジタル大辞泉プラスの解説

葛城

大日本帝国海軍の航空母艦。雲龍型空母。1944年10月竣工。1945年の呉大空襲により損傷。戦後、復員船として利用された後、解体(1947年)。

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世界大百科事典 第2版の解説

かずらぎ【葛城】

古代の大和の地名。金剛山地の東麓,南から北に貫流する葛城川にはさまれた御所市,大和高田市,北葛城郡にわたる地域の総称で,大和朝廷の歴史に一貫してあらわれる重要な地名である。綏靖(すいぜい)天皇の葛城高丘宮,安寧天皇の片塩浮孔宮,孝昭天皇の掖上(わきがみ)池心宮,孝安天皇の室秋津嶋宮,いずれも伝承上の天皇の宮が葛城の地に選ばれた事例である。二つの氏族が葛城の地名を氏の名とした。葛城直は《日本書紀》神武2年条に葛城国造に任ぜられた劒根の裔で,《姓氏録》に高魂命5世孫とする神別の氏である。

かずらき【葛城】

能の曲名。四番目物。作者不明。シテは葛城明神の神霊。旅の山伏(ワキ)が大和の葛城山に入ると雪になった。そこへ柴を携えた女(前ジテ)がやってきて,山伏をわが家に連れて帰る。女は暖かく火を焚いてもてなし(〈クセ〉),祈禱をしてもらいたいと頼む。訳を尋ねると,自分は役行者(えんのぎようじや)の岩橋を架けよという命令に背いたために,蔦葛(つたかずら)で縛られて苦しみ続けている身だと告げて消え去る。女は葛城明神の仮の姿だったのである。

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大辞林 第三版の解説

かずらき【葛城】

◇かつらぎ(葛城) 」に同じ。
能の一。三・四番目物。世阿弥作。大和の葛城山で、山伏の前に葛城の女神が現れ、怠って岩橋を架けなかったため、役小角えんのおづのの怒りに触れて不動の大縄に縛られている苦しみを語る。

かずらき【葛城】

姓氏の一。古代の豪族。葛城襲津彦を祖とするとされる。

かつらぎ【葛城】

〔古くは「かづらき」〕
◇ 奈良県北西部一帯の地。古代の倭六県やまとのむつのみあがたの一つ葛城県の所在地。
◇ 奈良県北西部の市。金剛山地東斜面に位置する。米・花卉かきなどの農業のほか、工場進出も進む。
大和朝廷時代、大和葛城地方を本拠とした豪族。特に武内宿禰たけのうちのすくねを祖といい、臣おみの姓を称した一族は天皇家と婚姻関係を結び有力であった。

かつらぎ【葛城】

姓氏の一。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

葛城
かつらぎ

雲竜型航空母艦」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の葛城の言及

【不破伴左衛門】より

…歌舞伎《鞘当(さやあて)》の主人公として登場する人物。その最初は江戸の土佐浄瑠璃《名古屋山三郎》(延宝ごろ上演)で,不破伴左衛門は名古屋山三郎の友人として登場し,遊女葛城(かつらぎ)を争って山三郎の父を殺害し,親の敵として山三郎に討たれる。これと同じような内容の歌舞伎《遊女論》が江戸の市村座で上演され(延宝8年初演といわれるが座組からは貞享年間か),初世市川団十郎の不破,村山四郎次の山三郎,伊藤小平太の傾城葛城で評判となり,不破名古屋の歌舞伎が流行するようになった。…

※「葛城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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