無用の長物(読み)ムヨウノチョウブツ

デジタル大辞泉 「無用の長物」の意味・読み・例文・類語

むよう‐の‐ちょうぶつ〔‐チヤウブツ〕【無用の長物】

あっても役に立つどころか、かえってじゃまになるもの。「かつての最新工場も今では無用の長物となった」

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精選版 日本国語大辞典 「無用の長物」の意味・読み・例文・類語

むよう【無用】 の 長物(ちょうぶつ)

  1. あっても益のないもの。あっても役に立たないどころか、かえってじゃまになるもの。
    1. [初出の実例]「而其他聖人千言万語、挙皆為無用之長物」(出典語孟字義(1705)下)
    2. 「無用の長物として十数年大坂城に放置されていたが」(出典:おお、大砲(1961)〈司馬遼太郎〉)

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ことわざを知る辞典 「無用の長物」の解説

無用の長物

あってもその場の役に立たず、かえってじゃまになるくらいのもの。あって益のないもの。

[使用例] 無用の長物として十数年大坂城に放置されていたが[司馬遼太郎おお大砲|1961]

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