おお(読み)オオ

デジタル大辞泉の解説

おお

[感]
物事に感動したときに発する語。「おお、きれいだ」
意外なことに驚いたり不審に感じたりしたときに発する語。「おお、驚いた」
急に思い出したり思い当たったりしたときに発する語。「おお、そうだ」
承諾したり力強く応答したりするときに発する語。「おお、合点だ」
神事で霊を迎えたり送ったりするときに祭官の発する。また、神楽で、曲の終わったときに唱える語。

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大辞林 第三版の解説

おお

( 感 )
承諾・応答の意を表す語。 「『行くぞ』『-』」 「『早く来いよ』『-』」
[0] 感動したり驚いたりしたときに発する語。 「 -、見事に咲いた」 「 -、寒い」
思い出したときに発する語。 「 -、そうだ。約束があった」
神楽かぐらなどの囃子詞はやしことば。 「あちめ-、-/神楽歌」

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精選版 日本国語大辞典の解説

おお

〘感動〙 (表記はいろいろで、「おう」「おお」「あう」「わう」「をう」など)
① 人に答えて承諾・肯定の意を表わす時のことば。また、呼びかけに対するこたえ。
※書紀(720)神武即位前戊午年六月(熱田本訓)「高倉唯唯(越々)と曰すとみて寝(さ)めぬ」
※浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)上「否(いな)にもあらず、稲舟のおうとも得こそ言はれざる」
② 思い出した時に発することば。
※虎明本狂言・岡太夫(室町末‐近世初)「『それはらうゑいのしの事でござる』『あふそれそれそのらうゑいをくはふ』」
③ 人に呼びかける時に発することば。
※蜻蛉(974頃)中「『あふ、たちのきて』などいふめれば」
④ 驚いたり、強く感動したりした時に発することば。
※平家(13C前)四「手ごたへしてはたとあたる。『えたりをう』と矢さけびをこそしたりけれ」
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二「ヲヲさむいと云ひながら」
⑤ 神楽(かぐら)などのはやしことば。
※神楽歌(9C後)庭燎・阿知女作法「本方(もとかた) あちめ 於々々々(オオオオ)
⑥ うめく時に発する音声。おおん。
※虎寛本狂言・三人片輪(室町末‐近世初)「惣(そうじ)て瘖唖(おし)と申ものは、〈略〉ををとさへ申せば済事で御ざる」

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