無駄話し(読み)むだばなし

精選版 日本国語大辞典 「無駄話し」の意味・読み・例文・類語

むだ‐ばなし【無駄話・徒話】

  1. 〘 名詞 〙 何の役にも立たないおしゃべり。とりとめもないはなし。雑談雑話
    1. [初出の実例]「曾与小人酒後争句間話(〈注〉ムダハナシ)」(出典:小説奇言(1753)三)
    2. 「人と無駄話(ムダバナシ)をすると云ふことが無いから、友達も出来ない」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外〉二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android