焦篦(読み)こがしの

精選版 日本国語大辞典 「焦篦」の意味・読み・例文・類語

こがし‐の【焦篦】

  1. 〘 名詞 〙 矢柄の名。矢竹の節の所を少し焦がして色づけたもの。小笠懸(こかさがけ)蟇目(ひきめ)に用いる。こげの。
    1. [初出の実例]「半引目は小笠懸を射る也。〈略〉からはこがし篦にから竹をけづらずして。はづにさす也」(出典:射御拾遺抄(1422))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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