矢柄(読み)ヤガラ

デジタル大辞泉 「矢柄」の意味・読み・例文・類語

や‐がら【矢柄/矢幹/×簳】

矢の幹。やじり矢羽根を除いた部分。普通は篠竹しのだけで作る。矢篦
(「簳魚」とも書く)ヨウジウオ目ヤガラ科海水魚総称。体は細長くて縦扁し、ふんも管状で長く、尾びれ中央の軟条が糸状に長く伸びている。体色が赤褐色のアカヤガラ青みを帯びた黄褐色アオヤガラが本州中部以南に分布し、ともに全長約1.5メートル。椀種わんだねなどにする。
植物ミクリ別名
矢柄投げ」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「矢柄」の解説

矢柄 (ヤガラ)

植物。カヤツリグサ科の多年草,薬用植物。ハマスゲ別称

矢柄 (ヤガラ)

植物。ミクリ科の抽水性多年草,薬用植物。ミクリの別称

矢柄 (ヤガラ)

動物。ヤガラ科の海水魚の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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