然もない(読み)サモナイ

大辞林 第三版の解説

さもない【然もない】

そうではない。そうでもない。
たいしたことはない。なんということもない。 - ・き笛をうやうやしく/読本・弓張月

さもない【然もない】

連語

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精選版 日本国語大辞典の解説

さも【然も】 ない

① 「さも①」を否定したいい方。そのようではない。そうでもない。
※落窪(10C後)四「この家は、など、君達、北の方の御中には奉り給はざりし。ことところのかあるかとの給へば、女君、さもなし、爰はかう久しう年比住み給へれば、得じ。北の方に奉りてんとなむ思ふとの給へば」
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)二「さもない内はいかな事ならぬ、ならぬとねめ付る」
② 「さも③」を否定したいい方。大したことはない。別にどうということはない。
※浮世草子・好色盛衰記(1688)二「女はさもなくて、客のおもひつく事内証によひ所あればこそなれ」

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