デジタル大辞泉 「君達」の意味・読み・例文・類語 きみ‐たち【君▽達】 [代]二人称の人代名詞。「きみ(君)」の複数形。主として男性が、同輩または目下に対して用いる。あなたたち。きみら。「未来は君達の双肩にかかっている」[名]「きみ(君)」の複数形。きんだち。「御迎への人々、―などあまた参り給へり」〈源・若紫〉[類語]貴方方・貴方達・貴方様方・あんた達・あんた等・君等・おまえ達・おまえ等・貴様達・貴様等・てめえ達・てめえ等・汝等うぬら 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「君達」の意味・読み・例文・類語 きみ‐たち【君達・公達】 ( 「たち」は接尾語 )[ 1 ] 〘 名詞 〙 「きみ(君)」の複数形。きんだち。[初出の実例]「鞍作、天宗(キミタチ)を尽(つく)し滅し」(出典:日本書紀(720)皇極四年六月(岩崎本訓))「殿ばら・きみたち、心をまどはし給」(出典:栄花物語(1028‐92頃)月の宴)[ 2 ] 〘 代名詞詞 〙 対称。「きみ(君)」の複数形。同輩もしくは、目下に対して用いる。きみら。あなたたち。[初出の実例]「君達(キミタチ)の方が余っ程の悪者だ」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉三五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例