焼なまし(読み)ヤキナマシ

化学辞典 第2版 「焼なまし」の解説

焼なまし
ヤキナマシ
annealing

焼鈍ともいう.適当な温度に加熱保持したのち徐冷する操作.この操作の目的は,結晶組織の調整(拡散焼鈍)と同時に内部応力の除去(歪取焼鈍),硬さの低下(軟化焼鈍),冷間加工性の向上(中間焼鈍),切削性の改良(球状化焼鈍)などである.その方法によっては,箱焼鈍,光輝焼鈍,火焔焼鈍などの術語がある.市販の鋼材は通常焼なまし状態で売られており,入手後さらに焼なましを行う必要はない.完全焼なましは鋼を上記の種々の目的のために Ac3(亜共析鋼)または Acm(過共析鋼)線以上の温度に加熱し,その温度に十分保持したのち冷却して軟化させる操作である.加熱保持時間は25 mm 厚さにつき30 min は必要である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「焼なまし」の意味・わかりやすい解説

焼なまし
やきなまし

焼鈍」のページをご覧ください。

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