焼出(読み)やけだされ

精選版 日本国語大辞典 「焼出」の意味・読み・例文・類語

やけ‐だされ【焼出】

  1. 〘 名詞 〙 住宅が焼けて他所へのがれ出ること。また、その人。
    1. [初出の実例]「ふる雪をここはめじろの鳥も今朝をしあいて見るやけ出(ダ)されどち」(出典狂歌・大団(1703)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android