焼味噌(読み)ヤキミソ

デジタル大辞泉 「焼味噌」の意味・読み・例文・類語

やき‐みそ【焼(き)味×噌】

味噌杉板などに塗り、遠火であぶったもの。飯の菜や酒の肴にする。

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精選版 日本国語大辞典 「焼味噌」の意味・読み・例文・類語

やき‐みそ【焼味噌】

  1. 〘 名詞 〙 味噌をあぶりやくこと。また、その味噌。鰹節、おろし生薑(しょうが)を混ぜたものもいう。杉板や皿などに塗りつけて遠火にかざして焼き、酒の肴(さかな)や飯の菜とする。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「おも湯〈かうの物、焼味噌〉、如例遣了」(出典言継卿記‐天文一四年(1545)九月二九日)

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