焼鏝(読み)やきごて

精選版 日本国語大辞典 「焼鏝」の意味・読み・例文・類語

やき‐ごて【焼鏝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火で熱して用いる鏝。紙や布の皺(しわ)を伸ばしたり折目をつけたり、また、糊貼(のりばり)した部分を押し乾かしたりするのに用いる。〔料理早指南(1801‐04)〕
  3. 調髪用のアイロン
    1. [初出の実例]「一少年の髪に焼(ヤキゴテ)当てて好き衣着たるが」(出典即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉旧羈靮)
  4. 焼絵を描くのに用いる小さな鏝。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 しわ

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む