精選版 日本国語大辞典 「焼鏝」の意味・読み・例文・類語 やき‐ごて【焼鏝】 〘 名詞 〙① 火で熱して用いる鏝。紙や布の皺(しわ)を伸ばしたり折目をつけたり、また、糊貼(のりばり)した部分を押し乾かしたりするのに用いる。〔料理早指南(1801‐04)〕② 調髪用のアイロン。[初出の実例]「一少年の髪に焼(ヤキゴテ)当てて好き衣着たるが」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉旧羈靮)③ 焼絵を描くのに用いる小さな鏝。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例