煮出汁(読み)にだしじる

精選版 日本国語大辞典 「煮出汁」の意味・読み・例文・類語

にだし‐じる【煮出汁】

  1. 〘 名詞 〙 けずった鰹節、煮ぼし、昆布、鳥の骨などを煮出し、こしてそのかすを取り去った汁。だし。だしじる。にだし。
    1. [初出の実例]「世上、椀の実だけが、鳥で汁は鰹節の煮出汁のものが多い」(出典:日本料理通(1930)〈楽満斎太郎〉料理法の巻)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の煮出汁の言及

【出汁】より

…煮出汁(にだしじる)の略で,だし汁とも呼ぶ。動植物食品の旨味(うまみ)成分を水に溶出させたもので,塩,みそ,しょうゆ,酢,みりん,砂糖などの調味料と合わせ用いて,料理の味を向上させる役割をもつ。…

※「煮出汁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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