熊取敏之(読み)くまとり としゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊取敏之」の解説

熊取敏之 くまとり-としゆき

1921-2004 昭和後期-平成時代の放射線医学者。
大正10年6月18日生まれ。東大内科,国立東京第一病院勤務をへて,昭和34年放射線医学総合研究所臨床研究部室長となり,53年所長。昭和29年ビキニ水爆実験で被爆した第五福竜丸の久保山愛吉らの治療にあたった。放射線審議会会長や放射線影響協会理事長などを歴任放射線障害,がん治療の研究に力をそそいだ。平成16年12月11日死去。83歳。和歌山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む