熊手性(読み)クマデショウ

デジタル大辞泉 「熊手性」の意味・読み・例文・類語

くまで‐しょう〔‐シヤウ〕【熊手性】

なんでも自分のものにしようとする欲深い性質
「花車さまは御存知―」〈浮・禁短気・三〉

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関連語 名詞 実例 大略

精選版 日本国語大辞典 「熊手性」の意味・読み・例文・類語

くまで‐しょう‥シャウ【熊手性】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 熊手でかき集めるように ) あらゆるものを自分のものにしようとする強欲な性質。また、そのような性質であるさま。欲ばり。
    1. [初出の実例]「かほは大略なり。躰よし。嶋原第一のくまで性(シャウ)なり」(出典評判記・嶋原集(1655)松之部)

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