熊谷 一弥（読み）クマガイ イチヤ

20世紀日本人名事典

熊谷 一弥
クマガイ イチヤ

大正・昭和期のテニス選手 日本庭球協会副会長。

生年

明治23(1890)年9月10日

没年

昭和43(1968)年8月16日

出生地

福岡県大牟田市

学歴〔年〕

慶応義塾大学理財科〔大正5年〕卒

主な受賞名〔年〕

紫綬褒章〔昭和33年〕

経歴

明治43年慶大に入学し、三田稲門戦で圧勝して庭球界を驚かせた。大正5年三菱銀行に入行。ニューヨーク支店勤務の傍ら各地を転戦、8年には全米ランキング3位に入る。翌9年第7回アントワープ五輪で、シングルス、ダブルスともに日本初の銀メダルを獲得。その他多くの試合やデ杯戦で好成績をあげた。現役引退後は、指導者として日本テニスの発展に努め、戦後26年にはデ杯日本代表の監督を務めた。「不覚の銀メダル」の著書がある。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

367日誕生日大事典

熊谷 一弥 (くまがい いちや)

生年月日:1890年9月10日
大正時代;昭和時代のテニス選手。日本庭球協会副会長
1968年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」