熊野打(読み)くまのうち

精選版 日本国語大辞典 「熊野打」の意味・読み・例文・類語

くまの‐うち【熊野打】

  1. 〘 名詞 〙 紀伊国熊野地方で作られた刀剣武具。熊野製の金属製品。
    1. [初出の実例]「熊野打(クマノうち)頬当に、大立揚(おほたてあげ)の腨当(すねあて)」(出典太平記(14C後)二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む