熟得(読み)じゅくとく

精選版 日本国語大辞典 「熟得」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐とく【熟得】

  1. 〘 名詞 〙 よく会得すること。よく理解すること。熟読
    1. [初出の実例]「常人熟得新者畏、徃歳遄停今年遅」(出典:経国集(827)一一・奉和鞦韆篇〈滋野貞主〉)
    2. 「英雄之将と云はかやうの所を能く熟得する物なり」(出典:太閤記(1625)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android