熟得(読み)じゅくとく

精選版 日本国語大辞典 「熟得」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐とく【熟得】

  1. 〘 名詞 〙 よく会得すること。よく理解すること。熟読
    1. [初出の実例]「常人熟得新者畏、徃歳遄停今年遅」(出典:経国集(827)一一・奉和鞦韆篇〈滋野貞主〉)
    2. 「英雄之将と云はかやうの所を能く熟得する物なり」(出典:太閤記(1625)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android