出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
(瀧浪貞子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
平安前期の漢詩人。807年(大同2)文章生(もんじょうのしょう)となり、821年(弘仁12)『内裏式(だいりしき)』の撰上(せんじょう)に参画。827年(天長4)良岑安世(よしみねのやすよ)らとともに漢詩集『経国集(けいこくしゅう)』を撰進、4年後『秘府略(ひふりゃく)』1000巻を編纂(へんさん)。842年(承和9)式部大輔(だいぶ)、参議となる。844年に自宅を伽藍(がらん)に改造、慈恩寺と名づけた。850年(嘉祥3)正四位下に至り相模守(さがみのかみ)を兼任。作品は『凌雲集(りょううんしゅう)』以下の勅撰漢詩集に34首、『雑言奉和』に1首ある。仏教への志向が強く、表現に中国六朝(りくちょう)詩の影響がみられる。
[金原 理]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…書名は,〈文章は経国の大業,不朽の盛事〉という魏の文帝の〈典論・論文〉による。淳和天皇の勅を奉じ,良岑安世(よしみねのやすよ)が滋野(しげの)貞主,南淵弘貞,菅原清公ら数名とともに協議して編集したもの。体裁分類など《文選》を学ぶ。…
…多くの典籍(漢籍)から関連する記文を抽出し,部類を立て,書名を示して引載してある。831年(天長8)滋野貞主らが勅を奉じて編集した。《太平御覧》のもとになった類書を中心とし,《芸文類聚》《初学記》《翰苑》など先行の同種の書物を集成したものらしい。…
※「滋野貞主」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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