デジタル大辞泉
「熱伝導グリース」の意味・読み・例文・類語
ねつでんどう‐グリース〔ネツデンダウ‐〕【熱伝導グリース】
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熱伝導グリース
半導体部品によっては、消費電力が大きくて発熱量も大きく、放熱対策を行なわないと、破壊されるものもある。そうした場合、ヒートシンクと呼ばれる放熱用フィンを部品に取り付ける。このとき、両者をぴったり密着させないと、放熱効果が悪くなってしまう。そこで、この熱伝導グリースを両者の間に塗り込んで隙間を埋めると、密着させた分、よく熱も伝わるようになり、放熱効果が上がる。熱伝導グリースの一種としては、シリコングリスがよく知られている。PCでは、CPUクーラーをCPUに装着するときによく使われる。熱伝導グリースの代わりに、熱伝導シールという熱の伝わりやすいシールを使うこともできる。
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