燃油サーチャージ(読み)ねんゆさーちゃーじ

知恵蔵mini「燃油サーチャージ」の解説

燃油サーチャージ

航路・海運各社において燃料費の一部を正規運賃と別に利用者に負担させる制度、またはその割増料金のこと。燃油特別付加運賃、料油価格変動調整金などとも呼ばれる。燃料費の乱高下により1997年に国際航空運送協会(IATA)が同制度を決議、99年以降に相次いで各社が個別に導入した。日本では2001年から導入されており、日系航空会社の他、日本に乗り入れる海外73社のうち72社が徴収している。割増金額は航空燃料の相場に合わせ変動し、多くの航空会社は2ヶ月に1度のペースで見直している。16年2月には日本航空が、同年4月の発券分から燃油サーチャージを無料にすると発表、全日本空輸も無料にする方針となっている。

(2016-2-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉「燃油サーチャージ」の解説

ねんゆ‐サーチャージ【燃油サーチャージ】

《サーチャージ(surcharge)は追加料金の定期航路で、特別の事態発生により生じた追加費用を補塡ほてんするために、航路・海運各社が普通運賃に加えて課する割り増し料。燃料価格の上昇や為替相場変動に伴うことが多く、事態が収束すれば廃止される。燃油特別付加運賃。サーチャージ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

常任理事国

国連安全保障理事会の構成国(15か国)のうち、中国(1971年中華人民共和国が中華民国にかわり代表権を獲得)、フランス、ロシア(1991年ロシア連邦がソビエト社会主義共和国連邦の地位を継承)、イギリス...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android