しょく‐たん【燭炭】
- 〘 名詞 〙 瀝青炭の一種。粘結性を有し、乾留すれば四〇~六〇パーセントの揮発物が得られる。〔工学字彙(1886)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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しょくたん
燭炭
cannel coal
水生植物あるいは胞子・花粉を材料としてできた腐泥炭の一種。ろうそくの炎に似た輝きのある長炎を上げて燃焼することから命名。無光沢の黒色を呈し,堅硬・緻密で筋なしの暗炭。石炭組織的には大部分ミクリナイトからなり,多量の胞子あるいは藻類を含む。普通の石炭(陸植炭)と比較して揮発分・窒素・硫黄・パラフィンが多く,フェノールが少ない。撫順炭田のカバリーは燭炭の一種。日本では産しない。
執筆者:井上 英二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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燭炭
石炭についてのスコットランドの古い鉱山用語で,油性の強い硬く緻密な石炭で,蝋燭(ろうそく)(candle)のようにすぐ燃えて容易に明るくなり,一定に燃える.胞子(spore)を含む腐泥質石炭(sapropelic coal)で,藻を含む腐泥質(sapropelic)なボグヘッド炭(boghead coal)とは異なる[Sinclair : 1793, CNRS : 1963, ランダムハウス : 1994].スコットランド語でcannelまたはconnelは蝋燭(candle)の意味.カンデライト(candelite)[Gümbel : 1883],ランタン炭(lantern coal)[Tomkeieff : 1954].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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