爆轟衝撃加工(読み)ばくごうしょうげきかこう(その他表記)explosive shock metal working

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「爆轟衝撃加工」の意味・わかりやすい解説

爆轟衝撃加工
ばくごうしょうげきかこう
explosive shock metal working

火薬爆発,水や鉱油などの液媒中の放電,同じく液媒中での導体電流による溶断などに際して発生する高圧パルスを利用する金属加工技術。その一つは,板や薄肉管を高圧パルスによって運動させ,型に衝突させて成形を行う成形技術であり,通常は爆発成形と呼ばれている。ほかに,鋳造の際に押込み圧に爆発圧を利用する爆発鋳造や,混合金属粉末成形体に爆轟衝撃を与え,成形体内部に衝撃波による高温高圧状態を発生させて金属化合物反応と焼結とを同時に発生させる技術も開発されている。

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