爆発成形(読み)ばくはつせいけい(英語表記)explosive forming

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

爆発成形
ばくはつせいけい
explosive forming

爆発加工法の一つ。分離法ではダイス、被加工材、爆薬は一定の配置で水中に置かれる。ダイスを用いない自由成形では爆薬、距離およびブランク端押さえ圧力を調整して絞る深さを調整する。雌型ダイスを使う方法(ダイス成形)はかなり一般的である。普通の方法ではほとんど加工が困難とされていた耐熱耐食性の合金材の加工が可能である。爆薬の爆発速度は2000~8500メートル/秒の範囲であるが、爆発成形ではこの範囲の上部の爆薬を用いるのが普通である。

[志村宗昭]


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百科事典マイペディアの解説

爆発成形【ばくはつせいけい】

気体や液体中で深絞り,押広げ,穴あけ,切断などの金属成形加工を,火薬爆発放電による衝撃波を利用して行う塑性加工法。第2次世界大戦後に開発された。きわめて大きなエネルギーが利用できるため,難加工材,大部品なども常温雌型だけを用いて精度よく成形できる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ばくはつせいけい【爆発成形 explosive forming】

流体(気体および液体)中に発生させた爆発の衝撃波によって,材料を変形させて製品をつくる加工法。エネルギー源としては一般に火薬が用いられるが,ほかに放電の際解放されるエネルギーによる方法もある。爆発成形は,高エネルギー・高速度加工の中の一分野として,とくに第2次大戦後に登場した比較的歴史の浅い塑性加工法である。加工の形式には次の二つがある。その一つは管状材料の内部に衝撃波を発生させ,材料を外側の型に押しつけて成形したり,材の片面側からの衝撃波で板を型に押しつけて成形するという形式のものである。

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