爪琴(読み)ツマゴト

デジタル大辞泉 「爪琴」の意味・読み・例文・類語

つま‐ごと【爪琴/妻琴】

《爪で弾くところから》そう異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「爪琴」の意味・読み・例文・類語

つま‐ごと【爪琴・妻琴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 爪で弾くところからいう ) 箏のこと。また、琴を爪弾くこと。
    1. [初出の実例]「松をはらふ風のひびきもさえてけり雪のしらべや宿の妻こと〈冷泉為広〉」(出典:続撰吟(1540‐41頃か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android