父母疾有らば為む可からずと雖も薬を下さざるの理無し(読み)フボヤマイアラバオサムベカラズトイエドモクスリヲクダサザルノリナシ

デジタル大辞泉 の解説

父母ふぼやまいらばおさからずといえどくすりくださざるの

《「宋史」文天祥伝から》父母病気がたとえ治る見込みがなくても、薬を飲ませて手当てをするのが子の務めである。滅亡を免れないとわかっていても、最後まで国家のために尽くすのが臣としての義務であるというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android