片庵(読み)かたいお

精選版 日本国語大辞典 「片庵」の意味・読み・例文・類語

かた‐いお‥いほ【片庵】

  1. 〘 名詞 〙 粗末な家。また、自分の家をへりくだっていう場合にも用いる。かたいおり。茅屋(ぼうおく)
    1. [初出の実例]「やもめにてすておきたいまつるよりは、おきなのかたいをにゐてまして」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む