片端人(読み)かたわびと

精選版 日本国語大辞典 「片端人」の意味・読み・例文・類語

かたわ‐びとかたは‥【片端人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かたわもの(片端者)
    1. [初出の実例]「『かたは人にこそは。むつまじういもし給はざりけり』と宣ふ御声、いと近ければ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)
  3. かたわもの(片端者)
    1. [初出の実例]「からもりが宿を見んとて玉鉾に目をつけんこそかたは人なれ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)

かたわ‐うどかたは‥【片端人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かたわびと(片端人)」の変化した語 ) =かたわもの(片端者)
    1. [初出の実例]「子を思ふ道に迷ひぬれば、いぶせき事も忘られて、あさましげなるかたはうどにまじはって」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む