片荷滑る(読み)かたにずる

精選版 日本国語大辞典 「片荷滑る」の意味・読み・例文・類語

かたに‐ず・る【片荷滑】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 一荷(か)荷物の重さが同じでないため、一方がずり落ちて他方へ荷物が片寄る。荷物がずれて一方に片寄る。
    1. [初出の実例]「何とおしある。ハア、片荷(カタニ)づってもたれませぬ」(出典:雲形本狂言・米市(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 片荷

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む