片落つ(読み)かたおつ

精選版 日本国語大辞典 「片落つ」の意味・読み・例文・類語

かた‐お・つ【片落】

  1. 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙
  2. 一方にだけかたよる。
    1. [初出の実例]「信ばかりを守て、物をちがえまじきとすれば、帰て片落て、信を失ふことあり」(出典:応永本論語抄(1420)学而第一)
  3. 一方だけをひいきにする。えこひいきをする。
    1. [初出の実例]「いかに国を持とも、かたおちて、一むきなるは、是少身也」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む