精選版 日本国語大辞典 「片落つ」の意味・読み・例文・類語 かた‐お・つ【片落】 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙① 一方にだけかたよる。[初出の実例]「信ばかりを守て、物をちがえまじきとすれば、帰て片落て、信を失ふことあり」(出典:応永本論語抄(1420)学而第一)② 一方だけをひいきにする。えこひいきをする。[初出の実例]「いかに国を持とも、かたおちて、一むきなるは、是少身也」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例