片落つ(読み)かたおつ

精選版 日本国語大辞典 「片落つ」の意味・読み・例文・類語

かた‐お・つ【片落】

  1. 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙
  2. 一方にだけかたよる。
    1. [初出の実例]「信ばかりを守て、物をちがえまじきとすれば、帰て片落て、信を失ふことあり」(出典:応永本論語抄(1420)学而第一)
  3. 一方だけをひいきにする。えこひいきをする。
    1. [初出の実例]「いかに国を持とも、かたおちて、一むきなるは、是少身也」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む